iPad Proでプロフィール画像用のイラストを描く

スタッフブログ

皆様、こちらのブログでは初めまして。KOMARIの自称お絵かき担当、デザイナーの宮脇と申します。デザイナーですが、歴は1年ですのでまだまだひよっこです。昨年まではpreferのブログを書かさせていただいていましたが、今年からこちらで書くことになりました。

正直に言いますと、文章を書く、説明する、思っている事を伝えるといったことが苦手です。なので分かりにくい部分も多数出てくると思いますが、生暖かい目で見守って下さると嬉しいです。よろしくお願いします。

プロフィール画像を変更したい

冒頭で記載しましたが、私はイラストが描けるので、ブログのプロフィール画像をイラストにしてもいいよ(クオリティが低いのはNG)と上司の方からお許しが出たので、お正月休みにさっそく描いてきました。かっこの中のお言葉がとても厳しいですね。ですが、確かに人様の目に触れる所にあるのに手を抜くのはどうかな?と思ったので時間をかけて制作しました。

それがこちらです↓

いかがでしょうか?自分では上手いか下手かは分からないので、皆様でご判断をお願いします。この後、メイキングみたいな説明も書こうかなと思いますが、まず何故プロフィール画像をイラストにしたのかをご説明したいと思います。

理由は、「自分の顔が嫌いだから」です。とてもしょうもないですね。ですが小さい時から写真に写るのが割と嫌いでした。現在はとてつもなく嫌いです。写真を撮るのはいいのですが、自分が入るとなると話は別です。この理由から上司に駄々をこねたところ、お許しが出たのでプロフィール画像をイラストにしました。

昨年からブログを愛読して下さっている方はお気付きかもしれませんが、今年からイラストになりましたので、実は昨年は写真でした。なので今回イラストにでき、とても嬉しいのですが、このイラストがダメだと言われたら変更しなくてはいけませんね。もしかしたら写真に戻るかもしれないという恐怖と戦っております。祈るのみです。お慈悲を...。

機材やソフト紹介

メイキングの前に使用している機材、ソフトの紹介をします。

  • iPad Pro 12.9インチ

  • Apple Pencil(2世代)

  • メディバンペイント(MediBang Paint)

iPad Proは12.9インチの大きいほうです。大きいといっても液タブに比べれば小さいですが、私にとっては丁度いいサイズでした。長年ペンタブレットでイラストを描いてきたので、慣れるまで時間がかかるかな?と思いましたが、紙に書く感覚に近いので驚くほどスムーズに描くことができました。

Apple Pencilは鉛筆などに比べたら少し重いかなと感じましたがあまり気にならない重さだと思います。充電も磁石で本体にくっついてくれるので簡単にできます。

フィルムはペーパーライクといって、紙のような質感のものを貼っています。私は特に気になりませんでしたが、画質が少し落ちたり、描きやすさが変わってくるのでしっかり選んだ方がいいと思います。ちなみに私は一通りレビューを見て、どこも書いていることが同じだったので、お店にあるものにしました。ELECOMさんのフィルムです。色々なフィルムがあるので、金銭的に余裕があれば数枚買って試してみてもいいかもしれませんね。

メディバンペイントは知っている方が少ないかもしれませんが、無料で使用できるイラストソフトです。無料なのに様々な機能が使えるので、もしPC等で絵を描き始めたけど、どのソフトを使えばいいか分からないという人におすすめです。一度使用してみても損はないと思います。

イラストの制作過程

分かりやすいように、作業ごとにスクショを載せますが、全て描き終わった後に撮ったので、ネタバレしないように画像を修正しています。

ラフ・下書き

まずは、ラフですね。今回は自分の顔なので、特に見なくても分かります。プロフィール画像なので正面でいいかなと思ったので大雑把にラフを描いていきます。髪の毛や手を描くのが苦手なので大体のあたりを描いています。

次に下書きですね。先ほどのラフを参考に、レイヤーを分けて描いていきます。手を描き加えました。下書きなので特に何も気にせずどんどん描いていきます。反転して調整する人もいますが、私の場合逆に違和感が出るのであまりしません。人間の顔は左右非対称なので。反転して調整して綺麗なイラストが描ける人はすごいなといつも思っています。

線画

下書きが終了したら、次は線画です。こちらもレイヤーを分けます。下書きの方が良かったかもしれないと思いながら、心と精神を強くもち下書きの上をなぞっていきます。たまに下書きのレイヤーを非表示にして確認していきます。余分なところを消しゴムで消し、ついでに髪の毛と目、眉毛が重なっているところも消していきます。

ラフ~線画までの制作時間は大体1~2時間程でした。今回は上半身のみですので、線画まではあまり時間がかかりませんでしたね。

下塗り

線画が終了した後は、着色です。新たにレイヤーを制作し、バケツツールで大雑把に色をおいていきます。この時、肌や髪など部分ごとにレイヤーを分けます。原色に近いはっきりした色を使っている理由は、塗り残しを防ぐためです。細かいところはバケツツールでは塗れないので、ペンツールで塗ります。色が完全に化け物ですが、後から色を変更するので問題ないです。

着色

全て色がおけたら、肌色から塗っていきます。先ほどの原色から、自分の肌より少し暗めの色に変更します。次に顔の中心に立体を意識し、自分の肌に近い色を塗ります。次に影を塗っていきます。着色の前には、光がどこから当たっているのかを設定して塗ると影も付けやすいと思います。影が濃くなる部分には、上から少し薄い色を塗ると柔らかい印象になります。私はインドア派でなので肌が白く、イラストにすると血色が悪く見えるので、ほっぺを塗ります。今回はナチュラルにしたいのでオレンジに近い色にします。最後に、鼻とほっぺにハイライトを入れたら肌は終了です。

次は髪です。後ろで一つに結んでいる髪型なので、塗るのはほとんど前髪のみです。こちらも肌の時と同じように、自分の髪色より少し暗い色をのせ、光が当たっている部分に明るい色をのせます。髪は上下に分かれているので、そこを意識しながら影を塗っていきます。艶感を出すために、影が出ない部分にも暗い色を塗ります。ハイライトを入れ、スポイトツールで色を吸い、髪を結んでいるところなどに一本一本、髪の毛を付けたします。レイヤーを分け、線画の上から描きます。後は単調にならないように色を入れ、透明度を下げて馴染ませたら終了です。

次に目を塗っていきます。統一感を出すために髪色と同じような色で塗っていきます。ベースの色を塗り、黒目の部分を描きます。その上から瞼から落ちる影を描き、下の光が当たっている部分に明るい色をのせたら瞳は完成です。白目の部分は、瞳の部分の影に繋げるように薄く影を入れます。最後にハイライトを入れて終了です。

目が終了したら、服を塗っていきます。初めにベースの色を変更し、エアブラシで全体の影を入れていきます。ニットっぽく、服をボコボコさせたいので色を塗りつつ、線画を変更し整えていきます。影は、身体と重力を意識して付けていきます。ですがあまり服のしわを付けると生地が薄いように見えるので今回はほどほどに付けていきます。後は全体を見つつ整えたら終了です。

最後に、テクスチャをオーバーレイでのせたり、全体に赤っぽい色をオーバーレイで馴染ませたり、乗算で影を落としたりして、調整します。目の線画部分にも、赤色をクリッピングマスクでのせ、調整したら人物は完成です。

背景

背景は私の名刺カラーで、何となくデザインも名刺によせています。後ろの文字は、宮脇、こまり、デザイナーと書いていますがほとんど見えてませんね。まあ、雰囲気なので見えていなくても大丈夫です。

こんな感じで着色は終了です。かかった時間はなんと6時間程。迷いながら作業をしていたというのもありとても時間がかかってしまいました。ですが改善点も少し見えて勉強になりましたし、何より楽しめたのでよかったです。

iPad Proを使用した感想

iPad Proを使ってイラストを描いたので、使用してみて良かったところ、少し残念だなと思ったところをまとめようと思います。購入を考えている方の参考になれば幸いです。まずは良かったところ、

  • パソコンではないのでどこでも手軽に描ける

  • 意外と充電が長持ちする

  • Apple PencilとiPad Proの表示の遅れが目立たないのでスルスルと描ける

大体はこのような感じです。まず1つ目、わざわざコンセントに差す必要がないので場所を限定されません。なので自由な体制で描くことができます。ペンタブレットや液晶タブレットではできない事だと思います。2つ目はバッテリーが長持ちするということです。今回のイラストは、ラフ~線画、着色~完成と工程で日にちが分かれていましたが、着色~完成まで6時間も使用していたにも関わらず充電しないでもバッテリーはもちました。20~30%くらい残っていたと思います。充電の事をあまり気にせずイラストを描けるのは、嬉しいことですね。そして3つ目は表示の遅れがほとんどないことです。位置ずれも気にならなかったのでとても描きやすかったです。

次に少し残念だったところ、慣れないところをまとめるとこんな感じです。

  • 描こうと思いペンをおくと、手に反応してしまい、キャンバスが動いてしまう

  • ショートカットキーがない

主にはこの2点です。まず1つ目、これはソフトによって違いが出るかもしれませんが、ペンより先に手に反応してしまって、キャンバスが拡大、回転、移動したりします。描きたい位置に描けないので少しストレスになります。設定で手の反応をOFFにすることもできるのですが、そうすると拡大したいとき等の動作がスムーズに行えません。2つ目は当たり前なのですが、キーボードがないので、ショートカットキーが使用できない所です。ですが主に使用する、取り消しとやり直しはそれぞれ2本指タップと3本指タップでできるのであまり気にならないかもしれないです。ペンツールと消しゴムツールの切り替えはApple Pencilをダブルタップすることでできます。

大体はこんな感じです。私的には買って大満足です。イラストが描きたいと思った後の、行動のハードルがとても低くなったので気持ち的にも楽になりました。また練習と整理のためにイラストを紹介出来たらなと思います。ではまた次回。