文章を書くのが苦手な方に知っておいてほしい3つのこと

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こんにちは、ライターの花房です。

SNSでも、ブログでも、仕事で使った企画書でも、半年前や一年前に自分で書いた文章を読み返すと、絶望的な気持ちになったことはありませんか? 私は大抵そうなります。ひどい……、その言い回しはないだろ……、なんだこの文章は! というぐあいです。なんとも感じなかった方、あなたは書くことを極めたプロ中のプロか、はたまた天才か、あるいは「どうせ自分なんて上手く書けないし……」と諦めている人なのかもしれません。

プロ中のプロや天才に私が伝えられることはありませんので、文章を書くのが苦手だという方に向けて、文章、特にブログ記事の文章を書く際に私がおこなっている3つの基本的なことをお伝えします。

最初から上手く書こうとしない

文章が思うように書けない、だから書くのは苦手だという方、その原因はいったいどこにあるのでしょうか?
どう書けば伝わるか分からない。分からないから書く手が止まってしまう。私にもこういう経験がよくあります。そのときいつも、上手く書こうとしている自分がいることに気づくのです。そこに文章が上手く書けない原因があると私は思います。

つまり、最初から上手く書こうとし過ぎてはいませんか?ということです。伝えたいことが次から次へと頭の中に浮かび、それを正確に文字に起こせる天才なら別かもしれませんが、普通はいきなりそんなことはできません。

上手く書こうとしている自分に気づいたら、私は上手く書こうとするのを一旦やめて、伝えたいことを思いのままに、だーっと書きなぐるようにしています。最初は文と文が繋がっていなくてもまったく構いません。おかしな表現があっても気にしない。箇条書きでもいいです。ちょっとでも頭に浮かんだことはとにかく書いてみる。書かないと何も始まりませんからね。
そして伝えたいことを全部出しきったら、そこから文章を整えていけばよいのです。いま私が書いているこの文章も、最初に書いたものとはカタチを変えてここにあります。

もし手が止まって何も書けなくなったら、上手く書こうとしているのでは?と自分に問いかけてみてください。「上手く書かなければ」というリミッターを外せば、書くのが難しくなくなるはずです。

自分は書くのが下手だと認める

文章を書くのが苦手な方でも上手く書けるようになる簡単な方法があります。「自分は文章を書くのが下手だ」と認めることです。私自身、自分が文章を上手く書けると思ったことはありません。思わないようにしているとも言えます。これは誰でもいますぐにできることではありますが、上手く書けるようになるためには実はとても大切なことでもあります。

たまに、難しい言葉を使って文章を書こうとする人がいますね。自分でもよく意味の分かっていない言葉を使うくらいなら、中学生や高校生でも分かる易しい言葉を選ぶべきだと思います。実際私はブログ記事を作成するときなど、そのことを意識して難しい言葉を極力使わないようにしたり、ところどころあえてひらがなを使ったりしています。たとえばこんな文章があったら、どちらがよりスムーズに伝わると思いますか?

  • 文章を昇華させたとき、過去の自分から脱却できる
  • 文章を書くのが上手くなれば、人は成長できる

間違いなく下の文章ですよね。上手な文章かそうでないかは、それを読む相手に負荷なく正しく伝わるか、だと私は思っています。下手だと思われたくないからといって、無理してカッコよく見せようとする必要はありません。難解な文章イコール上手な文章でもないのです。

今から2000年以上も前、「自らの無知を自覚することが真の認識に至る道である」と、哲学者ソクラテスは考えたそうです。自分が下手だと自覚すれば上手くなるための対策がとれます。謙虚な気持ちでいることが、上手く書けるようになる、あるいは苦手意識を払しょくするための近道です。

自分以外の誰かに読んでもらう

自分が書いた文章に自信があれば、誰かに添削してもらうという発想にはなかなか至らないものです。でももし誰かに読んでもらえるなら、それはとても幸運なことかもしれません。客観的な視点は上手な文章を書くうえでとても参考になります。誰かに読んでもらうのが難しい場合は、時間を置いて自分で読み直しをするだけでも文章の精度は高まるはずです。
そのときのポイントは、絶対どこかがおかしいと思って読んでみること。そうすると大抵、なんだこのヘンテコな文章、と思う所が見つかります。まさに冒頭の私のような感じですね。

ちなみに、弊社のブログ記事も公開前に自分以外の誰かに確認してもらっています。自分が書いた文章をいくら客観的に見ようとしてもやはり限界があります。自由自在に記憶を消したり、甦らせたりできたらいいですけどね。どうしても主観が入ってしまいます。他者に読んでもらうことで、なるほど!そこで引っ掛かるのかということが明らかになります。

これは、本を出版するときの「作家」と「編集者」の関係に似ています。文章を書くときはいわば作家、他者の文章を読んであげるとき、あるいは自分で読み直しするときは編集者になったつもりで厳しくチェックしてみてください。

書くことは自分を成長させるきっかけ

ところで、そもそもなぜ業務時間を割いてまでブログ記事を書いたり、さらにそれを他者が確認したりするのかと思われるかもしれません。これには理由が大きく3つあります。

理由① SEO対策
定期的にブログ記事(コンテンツ)を投稿することで、このサイトは生きていますよ、とGoogleにアピールできるため。

理由② お客様のため
2つ目は、弊社にWEB制作をお願いしてくださるお客様のため。こんなスタッフがいろんなお手伝いをしますよ、と知っていただけます。

理由③ 自分自身のため
3つ目は、自分自身のため。お客様を含め読んでくださる方のために書く以上、いい加減なことや曖昧なことは書けません。したがって、自分がこのブログ記事で伝えたいことのために、一生懸命調べる、勉強する。そうすると、知っていたつもりになっていたことが見つかったりします。

私はこの3つ目がとても重要だと思っています。理由の①②だけがブログ記事を書く目的であれば、ライターである私がすべての記事を書くべきかもしれません。しかし、伝わる文章を書こうと努力することは自身の成長を加速させます。

したがって弊社では、ブログ記事の作成をとおして、書くのが専門ではないデザイナーやエンジニアにも文章を書いてもらうようにしているのです。

文章を書くのが苦手な方でも、せっかくなにか文章を書く機会があるのなら、それをプラスに捉えて自分を磨くつもりで書いてみてはいかがでしょうか。上手く書けないと諦めるのはまだ早いです。ぜひ前のめりになって、いろんな人を巻き込みながら楽しく文章を書いてみてください。