Photoshopで簡単なアニメーションは作れる

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寒いですね!デザイナーの笠井です。
寒くなったと思ったら暑くなってみたり、着るものに困る季節ですが、
寒い時に着る服が好きなので、少しずつ衣替えを楽しんでいる今日この頃です。

さて、Photoshopでアニメーション機能があるのをご存じでしょうか?
Photoshopを普段使っている方でもわりと知らない方も多いように思います。
パラパラ漫画のような仕組みでとてもシンプルなので簡単なアニメーションならすぐに作成可能です。
でもパラパラ漫画のような仕組みなら、一枚一枚動きをつけた絵が必要でそこが大変なのでは?と思われるかもしれませんが、
今回は用意する絵も一枚のイラストに少し変化を加えるだけで、ちょっと面白い見え方になるような方法を、IllustratorとPhotoshopを使ってご紹介します。

一枚のイラストを用意する

あと数日後にはハロウィン!ということで、せっかくなのでハロウィンの絵を動かしてみましょう。
わたしは今回元のイラストをIllustratorで作成しましたが、もちろんどのアプリケーションで描かれたものでも大丈夫です。

元のイラストに変化を加える

元のイラストに多少の変化を加えてみましょう。
ハロウィンっぽさを出すために、灯りの表現を加えていきます。

かぼちゃの目や口を明るい黄色に変更します。

この目鼻口のパスをコピーして、Ctrl+Shift+Vで同じ位置にペーストします。
次に灯りを表現するためにぼかしをいれます。
アピアランスパネルの「fx」の中の「ぼかし(ガウス)」を選択します。

数値は画像を参考にしてください。
いかがでしょう。
ジャックオランタンの雰囲気がでてきたのではないでしょうか。

イラストを書き出す

次はこの灯りをアニメーションで動かすために、先ほど作った灯りの明るさの段階違いで画像を複数書き出します。
一番明るい灯りから一番暗い灯りまでを作成しましょう。
ろうそくの灯が揺らめいている雰囲気を表現するためです。

どんな方法でも構いませんが、灯りの部分だけをレイヤーに分けておくと調整がしやすいので便利かとおもいます。
灯りのレイヤーごと選択し、透明度を少し落としてみましょう。
ぼかしの部分が少し薄くなり、灯りが弱まる感じが表現できていると思います。
この状態で書き出しましょう。


あとはこの作業の繰り返しで
今回は100%・90%・80%・70%・60%と、灯りの段階を変えたものを5つ用意します。

Photoshopにイラストを読み込む

「ファイル」の中から、「スクリプト」→「ファイルをレイヤーとして読み込み」を選択して、すべてのファイルを選択して一括で読み込みます。

レイヤーパネルに画像ごとのレイヤーができます。

ここで読み込まれたレイヤーをすべて選択し、コピーしましょう。
そして画像のように上から、100%・90%・80%・70%・60%・60%・70%・80%・90%・100%となるようにレイヤーの順番を入れ替えましょう。
こうすることによって、ゆるやかに灯りがゆらゆらするアニメーションになります。

次に、「ウィンドウ」→「タイムライン」をクリックしましょう。

画面下部にタイムラインパネルが出てきます。矢印ボタンをクリックして「フレームアニメーションを作成」を選びます。

「レイヤーからフレームを作成」をクリックします。
タイムラインを確認してみてください。すべてのレイヤーがアニメーションのフレームに変換されています。


アニメーションの動きを確認しながら調整する

サムネイルの下に秒数を選択する部分があります。
こちらで秒数を調整して動きを調整していきましょう。

今回はすべて0.2秒に設定します。

次に繰り返しになるように設定しましょう。
左下のタイムラインパネルの下部にあるメニューを選択し、「無限」を選択してください。

再生ボタンを押してプレビューで動きを確認してみましょう。
灯りがゆらゆらゆらめく、ハロウィンっぽい雰囲気がでてきたのではないでしょうか。

これで完成しましたので、書き出してみましょう。
「ファイル」→「書き出し」→「Web用に保存」を選びます。

完成!

このように、描いたイラストに小さく動きをいれるだけで、雰囲気がでて面白いものになります。
強弱をつけた灯りをもっと早い感覚でループさせると、チカチカと激しく光る灯りが表現でき、また違った雰囲気のアニメーションも作成できますね。
すでに描いたイラストでも、どこか動かして面白くなるところはないか、など考えて試してみるのもいいと思います。