INTERVIEW

変化を恐れない姿勢で「それ面白そう!」を実現できる

制作部 2021年入社 N.T
仕事の内容を教えてください
シネマトグラファーとして、主にこまりで販売する商品の写真撮影や現像、ブランドムービーの撮影・編集を行っています。お客様から依頼を受けて、HPやパンフレットに掲載する写真を撮りに伺うこともありますよ。建物、食べ物、人物など、あらゆるシーンに対応して撮影します。
こまりの、どんなところが魅力?
「こうしてみたらいいんじゃないか?」といった新しいやり方を気兼ねなく提案できるところです。撮影の際、商品を飾る棚を新しくして印象を変えてみましょうとか。より撮影しやすい環境づくりのために、スタジオのなかに壁を作る工事をしてもらったこともあります。今までのやり方に倣って仕事をしなきゃダメ、なんてルールはまずないですね。結果が出るなら、こまりにとって良いことであればどんどんやってみなよというスタンスがいいと思います。
あとはコンテンツ制作の工程を社内で一貫して行っているところですね。撮影中にふと気がついたことを、デザイナーなどにすぐ相談できます。間に入るものがなく、スムーズな流れで制作を進められるのはありがたいです。
入社の決め手を教えてください
ディレクターやデザイナーと同じ会社で、チームとして仕事をしてみたかったからです。
前職では、各案件ごとのディレクター、デザイナーと当日に現場で打ち合わせをしてすぐに撮影、という仕事が多かったんです。なので提案や相談がしづらく、案件に深く関わる機会が少ないと感じていました。こまりはデザイン、ディレクション、撮影とすべてを社内で担っているので、そこが大きな魅力でしたね。社内にディレクターもデザイナーも揃っているのでいつでも相談できますし、案件にしっかり関わりながら働いていける、と感じました。
それから、現社長の人柄に惹かれたことも決め手のひとつでした。「社長」というと何となく近づきがたいイメージを抱きがちですが、とても話しやすく、親しみやすさを感じたんです。何よりも社長のなかには常にやりたいことがたくさんあって、「とにかくやってみようよ」と変化や挑戦を恐れないタイプの方でした。そういう姿勢が自分に合ってるなと。
実際に入社してギャップに感じたことはありますか?
特にはないです! 
これはすごく個人の主観ですけど、ギャップって事前にあれこれ考えて想像してしまうから「思ってたのと違う」が生まれてしまうと思うんです。私自身はこまりに対して何の先入観ももたずに入社したので、これといって「あれ?」ということはなかったですね。入ってみないと分からないし、どんな環境でも働いてやるわ!くらいの気持ちでした。強いて言うなら、入社後に「自分のやり方で、かなり自由に仕事させてくれるな……」という驚きがあったくらいです。
どんなところが仕事の難しさですか??
こまりの商品を撮影をする際の環境づくりです。ライティング(照明)もそうですが、商品と一緒に飾るインテリアの選択や、撮影の雰囲気に合わせた家具の選定などが特に難しいです。限られたスペースでたくさんの商品を撮影するので、同じような空間にしない工夫が必要なんです。
デザイナーなど相談できる存在が身近なぶん、なかなか決まらないこともありますね。「このインテリアがいいんじゃない?」「こっちもいいんじゃない?」とたくさん意見が出てまとまらないとか。
カメラマンの仕事って「商品をいかにカッコよく撮るか」を重要視するイメージがあるかもしれませんが、実際は「お客様が商品を正しく認識でき、かつ魅力的に感じるように撮ること」が非常に大切です。周囲に相談したり、写真を参考にしたりして調整を重ねながら、日々よりよい空間づくりに努めています。

とある1日のスケジュール

  1. 始業

    出社したらスタジオへ向かいます。
    PCでスケジュールをチェックし、その日撮る商品の確認をします。

  2. 撮影

    商品の撮影を行います。一般的に、1商品につき「白背景で撮影したもの」「インテリアのなかで撮影したもの」の2種類を撮ります。構図についてデザイナーに確認したり、相談したりすることもあります。

  3. 昼休憩

    作業によって時間は前後しますが、たいてい13時過ぎから休憩に入ります。自宅が近いので、家に一旦戻って食べることが多いですね。

  4. 撮影

    午前中に引き続き、商品の撮影を行います。

  5. 現像作業

    その日撮った写真を現像していきます。
    ソフトを使って色や明るさの調整・補正を行い、写真として完成させていきます。

  6. 明日の準備

    明日撮影する商品やスケジュールの確認、スタジオの整理などを行います。

  7. 退社

    入荷商品が多い時期は残業することもありますが、撮影が落ち着いている時期は定時に退社しています。

入社後、自分が成長を感じる瞬間はどんな時ですか?
仕事について新しい提案をして、それが受け入れられたときです。例えば飾り台とお人形を組み合わせるタイプの雛人形についていえば、これまで飾り台Aの上に、すべての種類のお人形をひとつずつセットして撮影していました。飾り台B、飾り台Cに対しても同じです。時間がかかりますし、商品に仕様変更があった場合はまた撮り直しです。そこで可能な商品には合成技術を取り入れるよう提案したところ、採用されました。仕様変更にもすぐに対応できるようになりましたし、何より作業効率が大きく上がりました。「どうすれば今よりもっと良くなるか」を自分で考えて提案できたこと、さらにそれを実現できたことが嬉しかったです。
他のスタッフとコミュニケーションを取る時、工夫している・心がけていることはありますか?
疑問や意見は遠慮せず伝えて、後から考えの不一致が起こらないように心がけています。相手を思いやるあまり、遠慮のし合いをしているとどこかで無駄やトラブルが生まれてしまうと思うんです。決して自分の意見を押し通したいわけではなく、私の考えを相手に知っておいてほしいし、相手の率直な意見も知りたいという気持ちです。なので言い逃げのかたちにならないよう、「私はこう思っていますが、あなたはどうですか?」と相手が答えるターンを設けるようにしていますね。
あなたから見た“こまりってこんな会社”を言葉にすると??
自分の思い描いたものを実現させられる会社だと思います。新しいアイディアや提案に対して、「へえ、いいね」の共感だけで終わらないところがいいです。結局行動するのは自分だけど、周囲が「私は関係ないから」という顔をしないんですよね。むしろ「サポートするから、こまりにプラスになるならもっとやれ!」の雰囲気なので、よし、やるぞ!という思いが加速します。「こういうのやってみたい」をちゃんとゴールまでもっていける環境があると思います。
プライベートでの楽しみはなんですか?
ラーメンを食べに行くことです。数年前、友人に連れられて入った家系ラーメンのお店がきっかけでラーメンの虜になりました。それまでチェーン店の一般的な(?)ラーメンしか口にしたことがなかったので、「こんなに美味しいラーメンが存在するのか?!」と衝撃を受けたんですよね。それから岡山の美味しいお店や気になるお店を回る日々が始まりました。基本的にどんなラーメンも好きですが、ナンバーワンはやっぱり家系。あれは脳に刺さる味で、食べると幸せになれます。県外などへ出張があるときは、出張先のお昼もだいたいラーメンです。サッと食べられてめちゃくちゃ美味しい。最高の食べ物じゃないですか。
入社を考えている人へメッセージ
会社全体が「とにかくやってみよう」の精神で仕事をしているので、スキルや技術を磨いていきたい人にはオススメです!自分で調べたり、勉強したりして知識を取り入れるのも大切なことではありますが、何よりも実践。何事も「まずはやってみる」が技術向上のいちばんの近道だと思います。もちろん初めてのことへの悩みや苦労はあるかもしれませんが、そんなときはこまりで一緒に制作するメンバーがいます。いつでも相談できるのがうちの魅力です。
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